LOVE BOOK
言葉を交わせたこと。 気持ちが届いたこと。 おなじ時間を生きていること。 そのことを ときどき、思い出してみる。 なにかが少しでもちがっていたら 出会えなかったかもしれない。 いっしょにいられなかったかもしれない。 そのことを想像してみる。 そうすると、やさしい気持ち。 相手を思うこと。 そういうことを思い出す。 ずっと一緒にいると その時間に慣れてしまって、 ふたりでいることが 当たり前になってしまう。 だけど、ほんとうは、違う。 たくさんの人のなかから たったひとりに出会えたこと。 そのことを思い出すだけで いろんな気持ちがよみがえる。 ことばの力
いやな気持ちにさせることば。 きずつけることば。 そんなことばは、つかわない。 自分もすきな人から そんなこと、言われたくないから。 おなじことばでも すきな人のことばは、いつもより胸にひびく。 いいこともわるいことも。 だから、なおさら。 思ったこと、感じたことを言うことと きずつけることはちがう。 言われていやなこと、 不安になること、 きずつくことは、言わない。 それは、すこし、気をつければできる。 ことばは、力になる。 すきな人にできるのは、 力になることばを使うこと。 しあわせになることばで 話していくこと。 わたしの思い
その思いは、力をくれる。 前に進む勇気を与えてくれる。 だから、どんなときも、どんな立場でも 自分の思い、希望は、わすれずにいたい。 なりたいものがあるなら なれるように工夫をする。 やりたいことがあるなら やれるようにしていく。 すぐにできないことでも 時間をかければ やれることはたくさんある。 大変でもやりたいことを やっている人はたくさんいる。 やりたいことをしていくことは、 しあわせなこと。 なりたい自分になっていくことは、 たのしいこと。 すきな人がいても、結婚していても こどもがいても 自分の思いは大切なもの。 かなしいけれど すきな人にもうそをつく人はいる。 相手がきずつくことをする人もいる。 そういうことが何度もあるとかなしくなる。 だけど、反対に そういう人だとわかって良かった。 そう、思うこともできる。 この先のかぎりある時間。 その時間をうそをつく人、 きずつける人といっしょにいることが しあわせかどうか、 それは、考えればわかる。 その人が信じられるかどうか、 自分をきずつけるかどうか、 できるだけ、早くわかったほうがいい。 そのほうが、別の選択ができる。 うそをつかれたときは、 きずつくけれど、 そういう見方もある。 何度もうそをつかれるとき。 きずつくことが多いとき。 わかってよかった。 そんなふうに思う。 |